Webサイトは営業マンである
Webサイトで顧客を獲得する段階としては、大まかに2ステップに分かれる。
アクセスとコンバージョンだ。
アクセスは広告やSEOなどで、コンバージョンはサイトの成約率、つまり問い合わせや資料請求がどれだけくるかということ。
少しややこしいが、Webサイトは営業マンだと考えて、アクセスは営業でいうところのテレアポ、コンバージョンは商談であると考えるといい。
Webサイトは営業マンである。
なのでアクセスもコンバージョンも基本的にはどちらも重要だが、コストの面で考えると、コンバージョンに力を入れるほうがコストはかからない。
なぜなら広告などはお金がかかり続けるから。
例えば、お客さんが50000人だったとしても、コンバージョン(成約率)を2.7%上げるだけで、500000人集客するのと同じ売上になるし、アクセスは力を入れている会社が多いのでレッドオーシャン状態でアクセスにかけるコストが高くなる。
営業活動の場合、テレアポも大切だが、それよりも商談を重要視する。
しかし、Webサイトになると、多くの会社がテレアポに当たるアクセスのほうばかりを気にする。
また正直なところWeb制作会社でも、Webサイトを営業マンだと考えてサイトを作っているところはそんなにない。見た目やシステムだけを整えて終わりというところがほとんど。
それは営業において話し方や振る舞いだけを重視しているようなもの。
それよりもお客様が自然と興味をもって商品を購入していただけるようなトークをWeb上でしていかなければならない。