Webディレクターとはどんな仕事か
Webディレクターとはどんな仕事?
Webディレクターとして働き始めて、6か月。 大型ポータルサイトや軽めのECサイトまで計3サイトの制作のメインディレクターとして働いてきたが、友達に説明してもなかなか理解が簡単ではないらしい。
響きがかっこいいこの職業の実態はどうなのだろうか?
簡単にいうと、クライアント・デザイナー・プログラマーを繋ぐ連絡役だ。
なぜこの職業が必要になるかというと、デザイナーやプログラマーといったクリエイターは、創造しなければならないため、集中しなければならない、しかしクライアントへの連絡や要望への対応を直接やってしまうと、作業が細切れになり、集中が途切れるし、業務を管理したり連絡する時間というのは思いのほかかかることが多い。またコミュニケーションが苦手なクリエイターの場合、お客さんとのやりとりでストレスがたまり、良いモノづくりができなくなってしまうのだ。
業務の流れ
会社でのディレクター業務の流れを簡単に説明すると、
お客さんから相談が来る→ゾーン資料や企画書でプレゼン→見積もり発行→お客さんから発注が来る→スケジュール算出&共有→構成資料を作成→打ち合わせ→構成が決まる→デザイン→デザイン打ち合わせ→デザインが決まる→コーディング→ブラウザチェック→修正→仕上がりページを随時見せる→修正→SEO対策、アナリティクス導入→納品
という流れで、だいたい2か月~6か月くらいで進めていく。
どんなツールを使うのか
またプロジェクトを管理するツールとしては、スケジュールは大規模のものだとGoogleスプレッドシートを、簡単なものはGantterを使い、課題管理表はスプレッドシートを使っている。
また課題管理表とは別に、ブラウザチェックや修正事項を記すスプレッドシートも必要となる。
求められるスキル
①資料作成力
②企画力
③プレゼン力
④情報整理力
⑤ツールを活用する力
⑥マーケティング力
⑦交渉力
この辺のスキルの話はまた違う記事で深く書こうと思う。
面白いかどうか
正直、クリエイターに憧れる人からすれば、ディレクターの仕事は雑用に近いもので生み出しているとは程遠いものと思えるだろう。
しかし、ディレクターのクライアントやコミュニケーションへの気遣いや場づくりがもたらす力は思った以上にでかい。クライアントが求めていることを正確に把握し、それを正確にクリエイターに伝えなければならない。楽な仕事ではない。またいかにプロジェクトをツールなどを駆使しながら効率よく進めることができるかもカギとなってくる。
だからこそ、やりがいはある。 社長はやったことないが、社長の本を何冊も読んで想像する仕事とディレクションの仕事は非常に近いものがあるといえる。
実際この仕事を選んだ理由は、それだし(笑)
また営業するにしても、実際の制作フローやクリエイターの仕事内容を把握してないと説明ができないことというジレンマも抱えていたことからもWeb制作にかかわる仕事につくのであればディレクターは一度でもいいからやっておいて損はないといえる。