23歳Webディレクターの憂鬱

創業10年を迎えるWeb制作会社のディレクター。 情報商材以外でサラリーマンでなくても、好きなことをして稼ぐ方法を研究中。

10年続けてきたWeb制作会社がやってる最強の企画術

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一流には一流たるゆえんがある。

そのことをこの会社に入ってまざまざと見せつけられた。

 

つい先日24歳になったが、今はこの会社のコーポレートサイトの企画・設計・ディレクションと4月から行われるセミナーの企画、それからゴルフ系大手企業のサイトの企画・設計なんかを同時で回してる状態だ。

 

読んでわかると思うが、仕事の量は半端じゃない。普通の感覚でやっていたら仕事は終わらない。しかもクリエイティビティ・オリジナリティも当然求められる。

 

こういった中で最近身に着けようとしているのが、企画の術だ。

これはどの仕事でも応用できるものだと思ったから共有しておきたい。

 

この企画術を総論で書くとこんな感じになる

①企画は30分で生み出せ

②参考サイトを10個を見て30分で分析すべし

③企画を10分でやってみて詰まったら、ほかのメンバーを招集して、意見を交わす

④そうすると今までなかった気づきが生まれブレイクスルーが生まれるので、新たなアイディアが出てくる

⑤企画は、趣旨と手段のセットで生み出す。

⑥趣旨は、なぜなぜ5回で生み出せ

⑦ハートフルに企画せよ

⑧責任=仕事のやりがい

⑨ユーザー像は、身近な人から

⑩友人に説明するように企画すべし

 

こう書くとただのノウハウのように聞こえてしまうかもしれないが、これができれば企画もプレゼンテーションも、もっと言えばセミナーもできてしまうのだ。

 

ここらへんについてはまた後日丁寧に補足していきたい

 

 

やりたくないのか、不安なのか。 毛嫌いされる営業職の真実。

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人は楽したい生き物。

 

それは脳がそういうようにできているからだ。

 

正月を実家で過ごした後の初仕事が憂鬱ではないだろうか。

これはコンフォートゾーンの仕業で、自分の心地良い空間が”実家で過ごすこと”になってしまっているからおきる。

 

このコンフォートゾーンってやつが厄介で、こいつは自分の心地よい空間が侵されそうになると、慌てて引き戻そうとするのだ。

だから初仕事はとても不安になる。

 

他にもこんな例がある。

新たなこと・体験したことがないものをするときだ。

例えば、行ったことのない集まりに顔を出すときなどは、予約はしたものの当日になって急にキャンセルしたくなるものである。

そしてなぜ予約してしまったのかと悩む。

 

これもいつもの自分の空間を守っているのだ。

 

まずはこの習性を徹底的に理解してほしい。

 

一番重要なことは、人が成長しようとするときには、必ず不安がつきまとうということ。

それは未知の領域を知るから。自分の今まで知らなかった世界を知るとき、人はとても不安を覚え、家に帰りたくなるものだ。だけどそのときが一番成長するチャンスなのだ。

 

ただ注意しないといけないことがあって、やりたくないことと不安を感じていることを同義してしまうことがよくある。

 

不安だから、これはやりたくないことなんだと思い込んでしまうパターンだ。

 

こういうときはどうしたらよいか。

 

それは前提を変えてみることだ。

 

前提を変えるから、人は変わることができる。

 

例えば営業をやるのが不安な場合、営業がやりたくない仕事なのか、ただ不安なだけなのかを見分ける方法は、

「営業ができる自分になった場合、幸せになれるだろうか」と想像してみる。

営業ができる自分を想像しても、ハッピーになれないのであれば、営業はやりたくない仕事として良いだろう。

 

ただ不安な場合は、挑戦してみる価値はおおいにある。

成長するチャンスだからだ。

 

また営業は、初めての人や場所に行くことが多いもの。

これは人が変わるきっかけとしてもとても良い習慣だ。

 

営業を毛嫌いするのではなく、自分が不安なのか、本当にやりたくないことなのかしっかり見極めよう。

 

営業をやりたくないと言う人はかなりいるので、参考になれば幸いだ。

 

スタートアップのサラリーマンは社長と仲良くなりなさい

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サラリーマンとして会社にいながらやりがいを感じていくのは、至難の業だと思う。

 

どれだけ好きなことをやっていようが、サラリーマンという構造が、やる気をそぐシステムになっている。

これは規模が大きくなればなるほど顕著にあらわれる。

 

大企業・メガベンチャーでわくわくを見出していけるのは、もともと自分で道を切り開いていける努力も能力もそろっているやつだけなんだ。

ここに当てはまるのは、ハーバードとか東大・早慶の連中だ。

 

ここに漏れた連中が、成功していくのは、難しい。

だけど方法はあると思う。

 

それは自分をやらざるをえない環境に置くこと

これしかない。

 

で話を戻すが、なぜサラリーマンという構造がやる気をそぐようになっているのかと言えば、

 

社長との距離が遠いからだ。

 

これだけだと意味がわからんと思うので、もう少しかみ砕くと、会社は基本的に社長にすべての決定権があることが多い。スタートアップなんかはその典型。

 

ということは会社のビジョンや価値観、状況などは、社長によって決まってくるということ。

いくら社員がどうこうしようとしたって、結局は社長が決めるのだ。

 

これが何を意味をするのか。

人は自分の居場所を求める生き物であり、承認欲求というのが、ものすごく大きい生き物。

自殺してしまう人はえてして、自分の居場所を感じることができないために、死を選ぶ。

 

これは会社でも同じこと。

会社という社会は、サラリーマンにとって、とても大きい意味をもつ。とてつもない影響力があるといっていい。

 

その会社にいる中で、自分の存在価値がなければ、当然やりがいなんか見出せるわけがない。

そんな環境でやる気・モチベーションなんか起きないわけがないのだ。

 

だから俺がすすめるのは、社長とできるだけ近い距離にいることだ。

特にスタートアップや中小企業のサラリーマンに言いたい。

 

社長と近い距離とは、いろんな意味があるがどんな形でもいい。

物理的に近くなる意味でいうと、例えば、社長と週1でラーメンを食べに行くとか、個人面談をしてもらうとか、できれば経営やビジネスの話を聞く機会をもらうことだったり。

 

そうやって物理的に距離が近くなったら、今度は精神的にもどんどん近くなっていこう。

社長に自分の考えをぶつけてみることだ。

自分の人生プラン・過去のこと・好きなこと・やりたいことや自分の不満などなんでもいい。できるだけ価値観を共有してみよう。

かなり勇気のいることかもしれない。

 

でもこれしかサラリーマンでやる気を出す方法なんてないんだ。

だってそれすら言えない仲って、つまりあなたは会社にとってたいした人じゃないということなんだよ。

 

規模が大きくなるほど、出る釘を打つ傾向が高まるから、これはスタートアップに向いた方法だ。

あなたがスタートアップや中小企業クラスの会社にいるのであれば、あなたのスキルや実務力に関係なく、勇気をもって社長にバンバン絡んでいこう。

 

それで嫌われて居づらくなるようならそんな会社辞めちまえ。

今の時代好きなように生きることできるんだから。

Webサイトは営業マンである

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Webサイトで顧客を獲得する段階としては、大まかに2ステップに分かれる。
アクセスとコンバージョンだ。
 
アクセスは広告やSEOなどで、コンバージョンはサイトの成約率、つまり問い合わせや資料請求がどれだけくるかということ。
少しややこしいが、Webサイトは営業マンだと考えて、アクセスは営業でいうところのテレアポ、コンバージョンは商談であると考えるといい。
Webサイトは営業マンである。
 
なのでアクセスもコンバージョンも基本的にはどちらも重要だが、コストの面で考えると、コンバージョンに力を入れるほうがコストはかからない。
なぜなら広告などはお金がかかり続けるから。
 
例えば、お客さんが50000人だったとしても、コンバージョン(成約率)を2.7%上げるだけで、500000人集客するのと同じ売上になるし、アクセスは力を入れている会社が多いのでレッドオーシャン状態でアクセスにかけるコストが高くなる。

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営業活動の場合、テレアポも大切だが、それよりも商談を重要視する。
しかし、Webサイトになると、多くの会社がテレアポに当たるアクセスのほうばかりを気にする。
また正直なところWeb制作会社でも、Webサイトを営業マンだと考えてサイトを作っているところはそんなにない。見た目やシステムだけを整えて終わりというところがほとんど。
それは営業において話し方や振る舞いだけを重視しているようなもの。
それよりもお客様が自然と興味をもって商品を購入していただけるようなトークをWeb上でしていかなければならない。

1万時間の法則

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なかなか仕事が面白くならない・・・

この仕事が将来につながるのか見当もつかない・・・

自分の仕事が人の役に立っている気がしない・・・

 

仕事を始めたばかりの頃は、こんな気持ちが沸いて出てくるものだ。

あなたがもし、初めてその分野での仕事についたなら、あるいはまだその分野の仕事を初めて3年以内ならこう思うこともあるはず。

 

俺もそう思うことがよくある。なんせまだ半年強・・・

 

うちの社長は、今では元ぐるなびの幹部の人からWebの神様とまで呼ばれるほどのプロであるが、28歳までは自信がなかったという。

社長といえどディレクターという職業柄、デザイナーやプログラマーで会社が成り立っていたらしく、自分は何も生み出せていないのではないか、という不安に駆られていた。

 

だけど、28歳を超えてから、大きめの会社の担当者に褒められるようになってきた。「○○さんお願いします」と呼ばれることが増えてきたそうだ。

 

「仕事は世の中が認めてくれる」

 

これは松下幸之助が言っていたことだが、まさにその通りであると最近実感してる。

仕事は自己満足では成り立たない。オナニーじゃダメなんだ。

 

それこそ仕事の醍醐味でもあると言える。

プレッシャーや責任を避ける人が多いが、それらがなければ人は幸せになれないようにできてると思うんだ。

人は誰かに認めてもらえることで幸せになれるようになっているし、成長できる。

 

アフィリエイトや転売など、人前に顔を出さない・責任もないもので、大金をつかんでも虚しくなる人がほとんどだということからもそれはわかる。

 

話を戻すと、仕事で1人前、プロと認めてもらえるまでは、1万時間かかると言われている。

つまり1万時間は言い過ぎにしろ、人に認めてもらえるのにはある程度時間がかかるということだ。

だからそれまでは、正直つらい道かもしれない。仕事・会社・お客さんを呪いたくなることもあると思う。

 

だけど20代のうちに忍耐強く、希望をもって、仕事で成功を収めることできる可能性は高まるということだ。

ナポレオンヒルも忍耐強さは成功に重要なファクターだと言っている。

 

20代はあれこれ言わず、自分の仕事にひたむきに貪欲に取り組むことだ。

その中にやりたいことがあるのではなかろうかと。

 

書いていくうちに松下幸之助節が入ってきてしまったのでここで終えとく(笑)

 

Webディレクターとはどんな仕事か

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Webディレクターとはどんな仕事?


 

Webディレクターとして働き始めて、6か月。 大型ポータルサイトや軽めのECサイトまで計3サイトの制作のメインディレクターとして働いてきたが、友達に説明してもなかなか理解が簡単ではないらしい。

響きがかっこいいこの職業の実態はどうなのだろうか?

簡単にいうと、クライアント・デザイナー・プログラマーを繋ぐ連絡役だ。

なぜこの職業が必要になるかというと、デザイナーやプログラマーといったクリエイターは、創造しなければならないため、集中しなければならない、しかしクライアントへの連絡や要望への対応を直接やってしまうと、作業が細切れになり、集中が途切れるし、業務を管理したり連絡する時間というのは思いのほかかかることが多い。またコミュニケーションが苦手なクリエイターの場合、お客さんとのやりとりでストレスがたまり、良いモノづくりができなくなってしまうのだ。

 

業務の流れ


 

会社でのディレクター業務の流れを簡単に説明すると、

お客さんから相談が来る→ゾーン資料や企画書でプレゼン→見積もり発行→お客さんから発注が来る→スケジュール算出&共有→構成資料を作成→打ち合わせ→構成が決まる→デザイン→デザイン打ち合わせ→デザインが決まる→コーディング→ブラウザチェック→修正→仕上がりページを随時見せる→修正→SEO対策、アナリティクス導入→納品

という流れで、だいたい2か月~6か月くらいで進めていく。

 

どんなツールを使うのか


 

またプロジェクトを管理するツールとしては、スケジュールは大規模のものだとGoogleスプレッドシートを、簡単なものはGantterを使い、課題管理表はスプレッドシートを使っている。

また課題管理表とは別に、ブラウザチェックや修正事項を記すスプレッドシートも必要となる。

 

求められるスキル


①資料作成力

②企画力

 

③プレゼン力

④情報整理力

⑤ツールを活用する力

⑥マーケティング力

⑦交渉力

この辺のスキルの話はまた違う記事で深く書こうと思う。

 

面白いかどうか


正直、クリエイターに憧れる人からすれば、ディレクターの仕事は雑用に近いもので生み出しているとは程遠いものと思えるだろう。

しかし、ディレクターのクライアントやコミュニケーションへの気遣いや場づくりがもたらす力は思った以上にでかい。クライアントが求めていることを正確に把握し、それを正確にクリエイターに伝えなければならない。楽な仕事ではない。またいかにプロジェクトをツールなどを駆使しながら効率よく進めることができるかもカギとなってくる。

だからこそ、やりがいはある。  社長はやったことないが、社長の本を何冊も読んで想像する仕事とディレクションの仕事は非常に近いものがあるといえる。

実際この仕事を選んだ理由は、それだし(笑)

 

また営業するにしても、実際の制作フローやクリエイターの仕事内容を把握してないと説明ができないことというジレンマも抱えていたことからもWeb制作にかかわる仕事につくのであればディレクターは一度でもいいからやっておいて損はないといえる。

 

自信がないのではなく、それはエレファントシンドロームなだけ

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自信がないと何もできない。

 

自信を持つには、よく経験を積むことが良いと言われている。

つまり、根拠のある自信ということ。

 

なにかプロジェクトをやり遂げた経験とか、資格をとったこととか、営業でNo.1になったこととかね。

 

だけど実はこれは間違っている。

 

根拠のない自信こそが、本当のエネルギーとなる。

よく考えてみてほしい。何かの経験によって自信がついたしたら、その自信のある経験で大失敗したらまた自信がなくなるとは思わない?

 

これは外部の要因に依存するから起こること。

じゃあ根拠のない自信とは何か?

 

それは「自分ができるということを知っているということ

これが根拠のない自信。

 

世の中のほとんどの人は、自分ができないと勝手に思い込んでいる。

いや思い込まされていると言っていいね。

 

壮大な夢を語れば親にお前には向いていないと言われ、

友達には、地に足がついていないと言われ、

会社では、そんなこと言っていないでちゃんと仕事をしろと言われる。

 

こうやってやっぱ無理なんだと思い込まされていくんだ。

 

だから自分ができると知ることは、実はかなり難しい。

この現象は何も人間にだけ起こることではない。

 

象は子供のころに、逃げられないように人間によって鎖につながれる。

最初のうちは、鎖を引きちぎろうと頑張るのだが、やがてあきらめてしまう。

そして大人になり、体の大きくなった象に、もはや鎖を引きちぎるという発想はなくなっているわけだ。

その巨体をもってすれば簡単にちぎれるとも知らずに。

これをエレファントシンドロームというらしい。

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これと同じことが俺たちにも起こっている。

何も極端な話じゃない。

この象は他人事ではないんだよ。

 

こういった俺もまだまだエレファントシンドロームがある。

ナンパは怖い。

セミナーでしゃべれるのはプロだけ。

営業はセンス。

 

とかね。

すべての原因は、昔の失敗・体験や他人からの刷り込みのせい。

 

だけど不思議じゃない?

金持ちと貧乏の差とか、スポーツ選手とニートの差とか、トップセールスマンとビリセールスマンの差とかは、どこで生まれるのか?って。

 

俺の個人的な意見だけど、これはメンタル以外の何物でもない。メンタルが弱いとか強いとかそういう話でもない。

ただ自分ができるということを知っているか、知っていないかなだけだと思うんだよ。

 

だって同じ人間だぜ? ボルトの100mがいくら速くたって、遅いやつと比べたって所詮5秒とかの差なんだよ。

孫さんだって、特別な才能があるわけじゃないじゃん。あの燃え滾る熱い情熱にみんなが巻き込まれてるだけであって。

 

誰でもできるんだよ、それなりに。

これさえ知ってれば余裕なんだよ、ほんとに。

世の中はいつだってシンプル。信じろ、自分を!!

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